2024年2月28日はガルンガンでした。
ガルンガンはバリヒンドゥー教でも大切な祭礼の1つ。日本のお盆のように先祖の霊がこの世に戻ってくるとされています。
数日前から準備が行われ、ペンジョールと呼ばれる竹細工が各家の門に飾られます。この時期のバリ島は通りに多くのペンジョールを見ることができ、とても華やかで文化的な一面を楽しめます。
ガルンガンに向けて、男性は主にペンジョール作りや豚を丸焼きにして当日のお供えや食べ物にし、女性は数多くの色とりどりのお供物を作ります。果物やお花、華やかですよね。さらに作る数の多さにも注目です!
ガルンガン当日は家をお飾りし、民族衣装のクバヤで正装してから、お供物を持っていくつかのお寺を参拝します。
そしてガルンガンの翌日はマニスガルンガンと呼ばれ、親戚や友人宅を回りおしゃべりを楽しむ日です。
信仰の厚いバリの人々にとっては先祖の霊を迎える神聖な儀式でもあり、友人や家族と過ごす楽しい日でもあります。
この時期にバリ島を旅行するとバリ島の人々がいかに信仰とともに生活しているかを感じられると思います。