音と魂の癒しの儀式ー満月に行われる特別な演奏

ウブド郊外、バグース・ジャティ・ヘルス&ウェルビーイングリトリートで行われる満月の夜にだけ行われる特別な演奏。

ウブド郊外にある癒しのリゾート「バグース・ジャティ・ヘルス&ウェルビーイングリトリート」

ウブド北部、テガラランを抜けた先にある丘陵に建てられたリゾートです。コテージやヴィラが点在し、ヨガやスパ、メディテーションなどウェルビーイングに秀でた滞在型のリゾートです。

聖なる楽器「セロンディン・ガムラン」

セロンディン・ガムランはバリで最も古く神聖な楽器のひとつで、「プラナワ(宇宙の声)」を象徴します。七音階「サプタ・ナダ」で調律され、ヒンドゥー教の儀式に欠かせない存在です。鉄で作られた非常に珍しい楽器で、バリ島東部カランガセム県のトゥガナン村とボンガヤ村にしか存在しません。多くのバリ・ガムランが青銅や竹で作られるのに対し、鉄製のセロンディンはその素材自体が神聖視され、特別な霊力を宿すと信じられています。特に「プルナマ(満月)」や「オダラン(寺院の祭礼)」などの神聖な日に演奏され、神々への祈りや浄化、祝福の場を音で支えます。

リゾート内に設置された特設ステージ

この儀式は「トゥリ・ヒタ・カラナ(三つの調和)」の哲学に基づき、人間(パウォンガン)、自然(パレマハン)、神(パラヒャンガン)の調和を体現します。

開催日とイベントのスケジュール

満月に合わせて特別に演奏されるもので、バリでは満月(プルナマ)は神々が地上に降りて祝福を授ける神聖な日とされ、祈り・浄化・感謝の時間です。太陽と月の調和は宇宙のバランスを象徴し、セロンディンの響きは天と地、魂の統一を表します。

演奏者「Sekehe Selonding Stuti Swara」

バリ島と東ジャワの儀式に奉仕する伝統的な家系によるガムラン・アンサンブル。演奏前には楽器と演奏者への祈りが捧げられ、数々の伝統曲を披露してくれます。

信仰の島、バリ島の美しい夜に響く聖なる音

信仰心の厚いバリ島の人々ならではの特別な演奏です。音による祈りでもあるセロンディンの神聖な響きを是非お楽しみください。

バリスタイルでは満月の日の特別な演奏に合わせて旅程をご案内いたします。

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