ニュピは、バリ・ヒンドゥー教の元日です。
バリ島の人々は、バリ・ヒンドゥー教を信仰し「ウク暦」と「サカ暦」の二つの暦に従って生活しています。
ニュピは、「サカ暦」の新年にあたり、バリヒンドゥー教徒にとって1年で最も重要な日であり、インドネシアの祝日にも指定されています。
また、西暦3月ごろにあたるバリ島のお正月「ニュピ」は別名、サイレントデイと呼ばれ、バリ島では例外なく一日中外出することが出来ません。ニュピ当日の夜明け6時頃から翌日の夜明け6時頃までは外出禁止、火・電気・灯りを使わない。労働(仕事)をしない。殺生をせず、欲望や願いを捨て静寂な時の中で悪霊が去るのを瞑想して待ちます。
交通手段の空港、車・バイク禁止。レストランやショップは休業。宿は閉鎖により、チェックイン/チェックアウト禁止。もちろん観光客も外出禁止です。
ニュピ前日
次の年も平和に暮らせるようにと、ニュピ前日には、オゴオゴというお祭りが自治体ごとに行われ、鬼の張りぼてが村中を練り歩き、海に運んで魔物を退治する儀式が行われます。
ニュピ期間中に滞在中の旅行者は?
外出禁止ですが、ホテル内のお部屋、プール・レストランでおくつろぎ頂くことは可能です。(ニュピ期間中、ホテルスタッフの人数により、サービスが100%提供できない場合もございます)。また、オプショナルツアーに関しましては催行致しません。