注意喚起「お金見せて詐欺」

インドネシア人ではない外国人から声をかけられてお金を取られてしまうという事案が発生しています。

二人組だったり、子供連れだったり、1人だったりと犯人グループはいくつもあるようです。突然英語で声を掛けられ、「ドバイから来た」「日本に行ったことがある」「バリに来たばかりなのでルピアが良く分からないのでルピアを見せて」「勉強のために日本のお金を見せて」など様々な話題を話し、お金や財布を見せたり渡したりすると現金などを抜き取られているという事です。

クタやサヌール、ウブド、空港など主要な地区で昼夜を問わず発生しています。路上での犯行が多い他、日本人が集まる日本食スーパーマーケットにおける犯行の報告がありました。
2024年3月の在デンパサール日本国領事館からの注意喚起ですと、ホテル内でも事案の発生があったようです。

ホテルフロアにおいて不審な行動をしている人物がおり、ホテルスタッフの声かけにより未遂と考えられるようですが安全と言われるホテル内で確認されたことは注意すべきことです。

また新たに2024年11月の在デンパサール日本国領事館からの注意喚起ですと、2024年11月にはサヌールのタンブリンガン通りにて、ひとりで散策中の日本人男性に後ろから来た男が「マクドナルドはどこか?」などと話しかけ、自分の財布を出し札を見せ始めたことから男性は危険を感じ、会話を打ち切りその場を立ち去ったそうです。

見知らぬものから突如声をかけられたり、唐突な依頼をされた場合には相手の言動に惑わされたり油断することなく、会話を断ち切りすぐにその場を離れるよう領事館では注意喚起を行っています。

旅先では見知らぬ外国人とのちょっとした触れ合いも嬉しいものですが、皆が善意で近づいてきているわけではありません。悲しいことですが相手を良くみて、落ち着いて対応し決して隙を見せないことが大切です。少しでも不安に感じたら迷わず離れるようにしましょう。

※一部引用(在デンパサール日本国総領事館より)