今更?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、バリ島初の海上道路「バリ マンダラ トール」通行レポートをお届け致します!
今回通行したのは「サヌール ベノアハーバー〜ヌサドゥア間」「ヌサドゥア〜デンパサール空港間」。
日本では海上高速道路を多く見かけますが、バリ島では初!私が「バリ島に海上高速道路が出来る!」と聞いたのは数年前。まさかと思った事が現実になる日が来るとは夢にも思いませんでした。恐らく私と同じ思いを抱いた方も多くいらっしゃる事でしょう。
とにかく「百聞は一見にしかず」という事で早速レポートをお届け致します!
サヌール方面からベノアジャンクションへの交差点。今回は免税店方面から走りましたので、この信号を右折すると海上道路 ベノアハーバー入り口になります。
右折すると奇麗に舗装された道路が続いてます。対向車線は海上道路から降りてきた車。バイパスの信号の時間調整がうまくいっていないのか?かなりの出口渋滞が発生しておりました。
しばらく走ると更に奇麗な道が続きます。左手を見ると海!気付ば既に道路は海の上です。
バリっぽい?ベノアの料金所。通行料金は普通車が10,000ルピア(約100円)。さすがにETC対応ではありませんでした。
(クレジットカードで支払うレーンはありました)
料金所を抜けると東京湾のアクアライン風な景色が広がってます。左側のレーンがバイク専用レーン、右側の2車線が自動車レーンです。因にバイクの通行料金は4,000ルピア(約40円)です。二人乗りでの通行も可能です。
自動車の最高速度は80キロ、最低速度は60キロです。バイクの最高速度は40キロ、最低速度は25キロ(高速道路上では駐停車禁止)。
少し走るとジャンクションが出てきます。左が空港方面、右がヌサドゥア/ジンバラン方面。私はヌサドゥア/ジンバラン方面へ
奇麗な弧を描く海上道路。この画像だとバイクレーンが解りやすいですね。
もうすぐヌサドゥア出口。対向車線にはヌサドゥアから入る時に通過する料金所が。
サヌールからわずか10分でヌサドゥア出口へ到着。ここでは出口渋滞なし!
ヌサドゥア料金所。料金所は全部で3箇所ですが、デザインは全て同一でした。
ヌサドゥアから空港へ向かう一般道はこの時間帯かなりの通行量でしたが、海上道路にはほとんど車を見かける事はありませんでした。やはり通行料金を払って海上道路を走る習慣がまだないのでしょうかね?
少し走るとジャンクションが出てきます。左は空港へ、右はサヌール/ベノアハーバーへ。今回私は空港方面へ向かいます!
ジャンクションからわずか数分で対向車線に空港方面からの料金所が見えてきます。
そしてすぐに空港出口。空港出口はロータリーになっているので信号も無し。ヌサドゥア入り口からわずか7分で空港出口です。
今回初めてバリ島海上道路「バリ マンダラ トール」を走りましたが、私の想像を遥かに超える海上道路で驚きました!まさに東京湾横断道路の「アクアライン」がバリ島に出現したかの如くです。
これまでサヌールからヌサドゥア迄は激しい渋滞が発生して、時間帯によっては2時間以上掛かった事もあります。それが今回わずか12分で通過出来るとはまさに「夢の道路」という感覚。
バリ島海上道路「バリ マンダラ トール」誕生により、ホテル間の移動時間等も短縮される事、間違いありません。
今まで「バリに行きたいけど渋滞が嫌だな〜」と思い、バリ島への渡航を控えていた方もこの機会に是非もう一度バリ島への渡航をご計画ください。
そして、バリ島へ渡航をされた暁には一度この海上道路を通ってみては如何でしょうか?(夜は夜景が奇麗みたいですよ)。
レポート:野田